水中写真は、寄って撮る!そしてさらに寄る!
こんにちは。あとぱぱ水中写真で遊び隊です。 今回も最近撮影してきた水中写真たちを作例に使ってあれやこれやとたいして役に立たない!かもしれない内容でお届けする情報であります。 すでに水中写真を楽しんでいる方々には、そんなん分かっとる!と叱られそう・・と思いながらも初心者さんには、それなりに”ヘ~そうなんだ”と思える部分もあるかと。
水中での撮影は、カメラと被写体の間に海水があります。 海水は、空気より透明度がないため離れた位置から撮影するよりも近くで撮影した写真の方が、出来上がりがクリアで綺麗に写る・・というのが、セオリーです。
小さな生き物達を撮影しているマクロ撮影に関しては、1mより離れることはないです。 ほとんど50㎝より近い・・寄れる生き物であれば、さらに近くで撮影します。 またカメラが近づいて逃げないウミウシの仲間やエビ・カニの仲間は、近くで撮影をしています。 近くといってもその距離は、お手持ちのカメラ器材でも変わるので、お家で撮影対象と同じくらいのものを相手に自主練してみましょう。 その距離感をよく覚えておいて・・水中での練習に役立ててみてはいかがでしょうか。
作例1つめは、オオメハゼです。 被写体の大きさは、2㎝くらいかな・・。ポジションをよく確認してからカメラをゆっくり近づけました。 液晶を確認しながら、カメラの位置を微調整しました。 構図が決まったら~撮影開始。 眼の部分にピントが合うようにしましょう。 背鰭は、動かしたりしますので・・タイミングを見てシャッターを切ります。
横向きの写真を一通り撮影したら~ポジションチェンジしました。 そして・・さらに寄る!です。 画角が狭くなるので・・ブレがあるとすぐに写真の出来上がりに影響が出てきます。 このアングルならオオメハゼの左眼にピントがくるようにしましょう。 カメラが被写体に近いので・・ここでは、動かさないよう注意しましょう。 ハゼにとって大きな物体が眼の前を動くと怖くて巣穴へ逃げちゃいます。
作例2つめは、フトスジイレズミハゼです。 ここでは、横から撮れるような場所にいなかった為、前からカメラを向けてみました。 胸鰭が大き目なので、その全体が画面に入るようにしました。
逃げない様子でしたので・・次は、さらに寄る!です。 画角を狭めて~顔が、アップになりました。 液晶で顔を見ながら~お気に入りの顔を撮影してみてください。 眼が綺麗でお気に入りです。
作例3つめは、セグロヘビギンポ幼魚です。 先日、この場所で見かけたのでもう1度訪問してみたら・・再会出来ました。 特徴的な形の背鰭をピロピロと動かして可愛いサイズでした。 逃げないような距離を確認しながら・・このくらいで撮影開始。 眼が可愛い表情に・・。
しばらく撮影してから・・さらに寄る! 顔やお肌の質感がよく解るようになりましたね~。
3つの作例をご紹介しましたが・・どうでしょう?
ま~あれこれと撮影しながら寄ったり・・さらに寄ったり・・はたまた少し引いたり・・1つの被写体でいろんな写真を撮ってみよう! て事であります。
今回は、このくらいで・・おしまい(-。-)y-゜゜゜
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