ブランクダイバーさん海へ行く前に・・
ブランクダイバーという言葉は、聞いた事があるかと思いますが、初耳の方の為に説明すると・・ダイビングの講習を受けてCカードを所持している方で、長い期間ダイビングをしていない方をブランクダイバーを呼んでいます。
今回は、ブランクダイバーさんについてアドバイス的な内容です。どうぞ参考にしてみてください。
一口にブランクダイバーさんと言っても、そのブランクやレベルの状況は、様々です。
- Cカードを取得後、一度もダイビングをしていない方:この中でも潜っていない期間が、数か月の方から数年!はたまた十数年というブランクの方など
- ファンダイビングの経験は、数十本経験がありますが・・その後は、全く潜っていない方:この中でもブランク期間は様々です。
- 若かりし頃に潜っていたけど、数年のブランクがあり、今は全く運動もしてないし体力に自信がない方
いくつか例をあげてみましたが、この他にも状況は、いろいろあると思います。 このような状況なのですが、ダイビング出来ますか?と質問されることがありますが・・まずは、セルフチェックしてみましょう。
最初にご自分でどの程度ダイビングの知識を覚えているか・・ダイビングしている事をイメージしながらチェックしてみましょう。 長いブランク期間がある方でダイビングの知識をちゃんと覚えている方は、かなり少ないはずです。 ご自身の知識レベルをチェックする事でブランクによる影響をチェック。 知識に関しては、ネットで探せば、復習出来る内容のサイトがいろいろと見つかりますので、海へお出かけの前に知識を補っておくのがオススメ。
当日、現地でもたくさん説明を受けると思いますが、一度に説明されても全て覚えることが出来ずに・・あれこれと失敗(-_-;) 楽しくないダイビングになりかねません。
そこで!何を復習しておけば役立つのか? 何から何まで復習出来るならそれに越したことはないのですが・・まずは大事な内容から!しっかり覚えておきましょう。その内容は・・
自分自身でやる事!を必ず復習しておこう!
当日は、ガイドさんがいろいろとサポートをしてくれると思いますが・・サポートしきれない部分・必ず自分自身でやらなければならない事!が出てきます。 最初にこの内容をしっかり復習しておきましょう。
長い事、耳抜きをしていないので・・ダイビングに行こう!と決めた時から耳抜きの練習をちょこちょことしてみましょう。 その感覚をしっかり思い出しておきましょう。 耳抜き出来ない!=ダイビング出来ない!です。
ブランクダイバーさんの場合、ほとんどの方がレンタル器材をご利用になります。 初めて使うマスクは、100%フィットする!保証はありません。 多少、マスク内に海水が入ってくる事も考えられますので、その対処方法は、しっかり覚えておきましょう。 動画サイトで”マスククリアー”で検索してその方法・仕組みを覚えておきましょう。 ダイビング中にマスククリアが出来ない!何てことになったら・・((+_+))
マスクの場合と同様にセカンドステージ内に海水が入る事は、よくある事です。 こちらも動画サイトで検索&チェックしてその方法と仕組みを覚えましょう。 手順をしっかりと頭に叩き込みましょう。 覚えてない!何てことのないように・・もしダイビング中に出来ない!なんて事になったら・・(>_<)
ここら辺から難易度が上がります。 BCDの操作とは、空気を入れたり(吸気)・・出したり(排気)・・する事です。 以下の内容をしっかり理解しておきましょう。
- BCDは、何のために使うのか・・
- どんな時に空気をいれるのか(吸気)・・
- どんな時に入れた空気を出すのか(排気)・・
- 中性浮力のとり方
何故BCDを操作する必要があるのか理解していない方=BCDを全く使用しない! となります。ダイビングでBCDを使わないなんて・・(@_@)
ファンダイビングは、通常数人のグループで潜る事が多いです。 その為全員が安全なダイビングを楽しめるように全員が最低限度のルールを守りましょう。
- ガイドさんの指示を必ず守りましょう。
- 自分の残圧を必ずチェックして指示された残圧で申告しましょう。
- バディーシステムを守りましょう。
- ガイド・グループからはぐれないようにしましょう。
- 体調不良・トラブルの際には、出来るだけ早めにガイドに申告してダイビングを止める事も大事です。
ここまで復習してみていかがでしょうか? 不安が大きくなった!とか・・大丈夫!とか・・
この他に気になる部分、心配な部分があったら解らないままにしないで、必ず情報をチェックして知識を補うようにしましょう。 そうすることで、不安材料が少しづつ減って、当日の安心感につながります。
復習をしてみて、ご自身ではどう感じたでしょうか? ご自分の状況を隠さずにお店に相談して、安全なコースや日程を選んでダイビングを行いましょう。 空いている時期を選んだり・・リフレッシュコース受けてみたり・・選択肢は、いくつかあると思います。 大丈夫そうなら、復習してファンダイビングコースへ参加も出来ると思います。 慎重に検討しましょうね~(^^♪
最近は、ブランク期間の長い方が体験ダイビングのコースに参加してストレスなくダイビングする方が増えています。 お客様に体験ダイビングに参加した理由をお聞きすると・・
- 体験ダイビングなら必ず少人数(1~2名)で潜れるから気楽
- 当日、必要な事を教えてくれるから気楽
- 復習してくる必要がないから気楽
- うまく出来なくても他の人に迷惑をかけないから気楽
- 出来る範囲でダイビングしてくれるから気楽
- 器材セットや片づけもしなくていいから気楽~
- 今後、またダイビングを再開する予定もないので気楽に潜りたい
などのご意見でした。キーワードは、気楽!ですね。
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